nico

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NO TRIP NO LIFE.

早いもので、2015年の半分が終わりました。
去年の冬、ラマがカナダで不慮の事故で亡くなり、2015年の年末に、日本へ帰国しました。長い長い冬のあと、春がきて、タケノコや山菜がニョキニョキ生える、新しい場所へと引っ越しました。ここもとても素敵な場所で、近所に住む友人と畑を一から勉強しながら生活しています。カナダで移動中、自給自足の生活をしている友人をみて、定住っていいなあと密かに憧れていたのです。採りたての野菜を味噌漬けにしたり、ピクルスにしたり。らっきょを漬けたり、梅ジュースを作ったり。移動や外出が多かった旅ではできなかったことを、ただいま満喫中。

そんな穏やかな生活の合間、ふとした瞬間にラマに導かれて旅をした思い出がよみがえります。
真夜中の静かなインレットにオルカがジャンプし、激しく水面を揺らす音。
満月の夜にしかでてこない、野性の狼たちの群れがハンティングをする声。
クジラ、ラッコや白頭ワシの隣人たちと、愛しくてたまらないほど可愛いラマのパピーたちとともにしたカナダの日々は、今では夢のように感じられるのです。

新しい生活にも慣れて、ラマを思い出しても涙がでなくなった頃、再び旅にでる機会に恵まれました。行き先は、北海道、阿寒湖。
2年ほど前、高尾のいまここカフェで行われている、榎本真喜子さんの「MAKIKO LAND アイヌ刺繍教室」でアイヌ刺繍を習い始めました。真喜子さんは、アイヌ刺繍を通して、自分と向き合うことの大切さを教えてくれます。「刺繍には全部でちゃうからねー」っていたずらっこの目で笑う、真喜子先生。刺繍のあとには、みんなでチャランケ(*アイヌの風習で”話し合うこと”)。それが、毎回みんな涙涙の感動チャランケで...。いま都内でも人気の高いお教室です。とにかく、真喜子さんと出会って、どっぷり刺繍にはまった私は、「いつか阿寒のアイヌコタンで本場の刺繍をいっぱいみたい!!」と密かに思っていたのでした。阿寒には、高尾から移住したAgue & 床絵美familyがいるのです。
ってことで、友人夫妻と3人で、いざ、蝦夷へ。

まずは、富良野の黒板五郎さんのお家。やっほー。
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「こどもがまだくってる途中でしょうがラーメン」を手に取り、1分考えて、そっと棚に戻す。

五郎さんの家でくつろぎ出すK氏。似合いすぎてセットに見えない。
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阿寒国立公園内のひかりの森。樹齢800年の木の前で。
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雄阿寒岳と阿寒湖をバックに。白頭山展望台。
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幻のウニを求めて、知床半島横断して、雪の残る羅臼まで。伝説の羅臼イケメン漁師Nさんが、採りたてのバフンウニをたっぷりもってきてくれました。本当に美味しいものを食べたときは、言葉はいらないですね。
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北方民族博物館はCoolすぎた…。ぶはー。すごすぎてお腹いっぱい。
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阿寒のナイトライフも最高♫ 毎晩行きつけのポロンノ。美味しいアイヌご飯を出してくれる喫茶店。アイヌコタンのど真ん中にあります。
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Agueのアトリエでの飲みもチルで最高ー!(紙パックのコーヒー牛乳飲んでて、バカにされるの図)
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絵美ちゃんのお父さんあきらさんと、妹のふきちゃんがイオマンテ(熊送りの儀式)出演っていうから、みんなで観劇。ウポポも、トンコリも、ムックリも最高にかっこよかった…!!
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コタンは、まるでドラクエの世界に足を踏み入れたのかのようです。
ウッディなお店が並んで、可愛いお土産がいっぱい。
博物館収集並みの、有名作家の木彫作品がその辺にごろごろ転がってるのも、生活感があって、なんだかすごいなーと。このアートたちを毎日見てるんだ…とうらやましい限りです。温泉も最高なので、今度はぜひ寒い時期にいってみたいーたいーたいー。

Agueのアトリエで、憧れの宇梶静江さん(アイヌ刺繍の古布絵作家さんで、俳優の宇梶剛士さんのお母様)にもお会いできて、本物の刺繍を間近で見ることもできました。
神秘の湖、神々の遊ぶオンネトー湖畔では、友人のはるなにばったり。
阿寒のピリカメノコ姉妹♡絵美ちゃん&ふきちゃんと、こすみの4人で透き通るような阿寒湖で雄阿寒岳みながらガールズトーク with 夜明けのコーヒー。
素敵な出会いや、サプライズがいっぱいつまった旅となったのでした。

雌阿寒岳にて。もうラマがいなくても大丈夫。そんな気持ちの区切りがついた2015年の夏至でした。
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by kumikotabata | 2015-06-24 23:53 | a monologue

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